保護活動

保護活動について記載しています

ボランティアさんたちに感謝です

小野照神社に以前から住み着いている地域猫さんたち。過去には20匹以上いたそうですが、亡くなったり保護されたり年々その数は減っていって、現在は8匹います。

近隣に住んでいるボランティアさんたちが毎日欠かさず朝晩2回、猫さんたちのご飯とお水を用意し、神社敷地内の糞の片付けをし、時間が許す限り猫さんたちを膝に乗せてあげたり爪切りやブラッシングをしたり、必要に応じてノミ・ダニ取り薬や皮膚病用のお薬を入手して猫さんたちに塗布したり… 

過酷なお外での暮らしを地域猫さんたちがサバイブしているのは、このボランティアの皆様のご尽力の賜物に他なりません。

しかも、ここのボランティアさんたちは愛護団体に所属されているのではなく、あくまでも個人としての活動で、猫さんたちのご飯や薬代等、全て自腹です。

雨の日も嵐の日も、酷暑の夏も極寒の冬も……。ボランティアさんたち自身にもそれぞれのお仕事や生活がある中で、何としてでも時間をやりくりして何年もの間、来る日も来る日も毎日外猫さんたちのお世話をする。

想像の及ばない努力と根気、そして何よりも猫さんたちへの広くて深い愛情無しでは、成し得ないことです。

先月、こちらの神社に何年も住み着いていた外猫を2匹(黒猫の女の子と茶トラの男の子)、我が家でお迎えする運びとなりました。

保護から病院へ連れて行ってエイズ・白血病検査までは、このボランティアさんたちが快く引き受けて下さいました。お陰様で検査結果は異常無し、2匹とも健康体とのことでした。
これで神社に10匹住んでいた地域猫たちは現時点で8匹となりました。

この神社で暮らしている地域猫さんたちは全員避妊去勢済みです。これに関しても上記のボランティアさんたちが手術費用を自己負担してくださり、全ての猫さんたちを病院へ連れて行ってくださり、手術が終了してから再び神社へ戻してくださったのです。

そのため、この神社の地域猫さんは今いる子たちが最後で、これ以上増えることはありません。現在ボランティアさんたちが一生懸命、この猫さんたちの保護先を探して下さっています。勿論誰でも良いという訳にはいかず、慎重に慎重に厳選していらっしゃるそうです。

どうか現在この神社に住み着いている8匹の地域猫さんたち全員に、幸せで快適なずっとのお家が見付かりますようにと祈ると共にボランティアの皆さんに感謝申し上げます。

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