
石垣島マンジェリコン茶
薬草の宝庫と言われている沖縄は、古来琉球王朝時代に中国との貿易において医術も進んでいました。
当時高い医術と貿易によって世界中から集められた薬草は医師やユタ(沖縄のシャーマン)などにより、薬として沖縄各地にもたらされることになりました。
沖縄においてユタは明治や大正、昭和初期に弾圧や廃止などの規制を受けるまで庶民の身近にありました。
現在においても風習が残り薬草の効能をまとめた本もありますが、近年では正しい使用方法など詳しく知っている者は少なくなっています。
私の母は今帰仁城近くの村出身で先祖には身分の高い役人もおり中国に派遣された者もいたようです。その為か母と母の姉は薬草に詳しく、よく周りの人に頼られていました。

エピソード
2005年のある日、東京で生活していた兄が入院、左足を切断するかも知れないと一報が入ります。
驚いて詳細を聞くと足が痛いため、診察を受けると血糖値が400を越えヘモグロビンA1Cが12を超えているとのこと。心配した母が先祖より受け継いでいた薬草をお茶にして飲ませ続けました。
すると2回目の検査の日、数値が下がっていたのです。お医者様からは「足の切断手術はやめて、少し経過を見ましょう。」となったのです。
結局、足の切断をせずに済み、退院後すぐにインシュリンを打つ必要も無くなりました。さらに一年後には薬の服用もしないで済むようになりました。他にも糖尿病だという数人の知り合いに分け与えたところ皆一様に改善の傾向が見られました。
そこで兄と同じように糖尿病によって苦しんでいる人の手助けができると思い、製品化することを考えました。それがこの『石垣島マンジェリコン茶』です。
マンジェリコンとは
一般的にブラジル原産と言われている植物ですが、本当の原産地はイタリア南部高原植物だそうで、バジルの一種でシソ科のハーブです。イタリアからブラジルへ移民した人たちがブラジルに持ち込んでブラジルで自生したと言われています。
沖縄では糖尿病、高血圧の改善薬として用いられているが、日本やブラジルや中国でも栽培が難しく、農業として栽培されていません。

マンジェリコンは木陰や森林に自生しているのを収穫する程度で商業的に量を確保できていない現状があります。理由は、暑さに弱く寒さにも弱いからです。
現在、宮崎県で医療団体や薬品メーカーが共同出資してビニールハウス栽培で生育試験が行われているそうです。我々もハウス栽培のテストをしたり、露地栽培とハウス栽培での違いなど様々なテストを行なっております。
また、ベトナムや中国での栽培テスト及び成分確認をしたりしております。
その中で場所によって成分の違いも明らかになっております。
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